夢の宇宙旅行!? 宇宙エレベーターについて
「あー旅行行きたいなー」
「海外旅行とか行きたいなー」
というわけで いきなりですが今回は宇宙エレベーターについてお話しします
その名の通り地上と宇宙を繋ぐエレベーターです。聞いたことありますか?
今は世界各国が宇宙の研究開発をしていますが、日本は宇宙エレベーターの開発においてはトップを走っています。「軌道エレベーター」と呼ばれたりしますね
ロマン溢れる話で なんだかSF世界のようですね
しかし、SF世界の話ではありません。近年の技術開発によって 実現可能な領域になってきています。
理論には…
日本の大手建設会社 大林組は宇宙エレベーターの建設を真面目に構想しています
Webサイトもありますね
ちなみに大林組は東京スカイツリーの施工を手掛けたこともあるところです
大林組は、宇宙エレベーターを50年以内に完成させるつもりです
こんなビックプロジェクトを真剣に考え所がまだ日本にあるのがオドロキですね
宇宙エレベーターの構想自体は元々あって アメリカや中国なんかも開発を進めていますが、最近は完全に沈黙状態です
「それって実現出来なさそうだから開発が進まないってこと?」
「そもそも なんで宇宙エレベーターを作る必要があるの?」
まず宇宙エレベーターが建設されたら出来るようになることを おおまかに2つ紹介します
1つ目は、宇宙旅行ができるようになります
将来的には富豪でなくても行ける可能性はあります
エレベーターが何基も作られて何百人も乗れるような大型のクライマーが運べるようになれば、人間一人を運ぶコストは数万円ぐらいに抑えられると思います
2つ目は宇宙に物質を運ぶ事が容易になることです。物質というと、人工衛星や宇宙探査機などですね
今のところ人類が地球から宇宙へ脱出する方法は1つしかありません。 それは、
ロケットです
ロケットの打ち上げ1回にどのぐらいの費用がかかるかご存知ですか?
答えはざっくり100億円です!
しかも成功するかどうか分からない1発勝負なのに100億円です!
最近はロケットの低コスト化進んでいるとはいえこれは高いですね
再使用出来るロケットなんてものは今のところなくて もちろん全て使い捨てですね
使い捨てられたロケットは地球の周りをそれぞれ違う軌道で周回しています
まさに宇宙汚染ですね
この宇宙ゴミは高速で移動しているから もし宇宙船と衝突するようなことがあれば宇宙船は壊れますね
だから人類はこれ以上 宇宙を汚染するべきではありません
ロケットのデメリットはこれだけではありません。ロケットには、大量の燃料が使われています。大気圏外に出るためにはかなりの推進力が必要ですからね
例えば29トンの貨物を打ち上げるためには1900トンの燃料が必要です
効率は1.5%と、かなり効率が悪いです
さらに打ち上げによって排出されるイルミナ等の物質はオゾン層を徐々に破壊している事が分かっています宇宙だけじゃなく地球も汚染しているわけですね
ロケットがどれだけデメリットだらけか分かっていただけましたか?
宇宙エレベーターは科学燃料を使わずに電気エネルギーを昇降機に供給することで物質を運ぶことができます
電気エネルギーを使えば地球を汚染する事はないですね
さらに地中から宇宙まで上がった時に使ったエネルギーは、位置エネルギーとして保存されているから 下る時はそのエネルギーを利用して下ることができます
これによってエネルギー効率はロケットより格段に良くなります
輸送コストは、ロケットの100分の1ぐらいになるだろうと考えられています
宇宙エレベーターが建設させることで環境によく、さらに格安で宇宙に行けるようになりますね
しかし輸送コストが下がるとはいえ
宇宙エレベーター自体の建設にかなりお金がきりそう?
次回は建設費についてお話しいたします